現場技術の継承と育成-豊 昌樹-
入社経緯
15歳の時からアルバイトで建築土木業界に身を置き、23年強ほど現場に携わってきました。当社立ち上げ時には、創業メンバーとして参加。以来、左官をはじめ、とび、大工、コンクリートなどの建築作業を行ってきました。現在、作業自体も行いますが、技術指導や職長として陣頭指揮を執ることが多くなりました。
現場という仕事
現場では予期せぬことが多々起こります。その都度、臨機応変に対応していかなければならない。いきなり目の前に突き付けられた無理難題を、絶対にクリアしてみせるぞと、楽しんでいるところもあります。 当然、作業員がミスをすれば取引先から怒られます。以前は一人ひとりを呼び出しこっぴどく怒っていましたが、今は怒らなくなったところに、自身の成長を感じます。もちろん作業員への指導は行いますが、それに対応するのは自分の仕事。一つのミスで信用を失わないことを普段からやっている自信もあります。
今後の展望
これまで私自身、いろんなケースの仕事を満遍なく教わってきました。そこで得た技術や知識をできるだけ多くの作業員に、どの職種が向いているかを見極めながら教えていきたい。 今は何でもできる多能工として育てていますが、将来的にはジャンルを分け、例えば左官の部署を作ったり、土木作業を広げたりと、ニーズにあわせて職人を増やせればと思います。会社の事業を広げる意味でも、当社ですべての工事に対応できるよう、若手に発信・教育していければなと思います。